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| 一般社団法人 縄文グルメ推進委員会代表より挨拶

千葉県は縄文人が「一番最初に居住した地」と言われて、縄文人の遺跡である貝塚の数は、全国にある貝塚の約3割を占めています。

その中でも千葉市は、加曽利貝塚を始めとする約120ヶ所の貝塚があり、まさに我々の先祖が縄文文化を築きあげた礎の地といえます。

そして、東京湾岸の貝塚群から最も多く出土している貝が「じょうもん貝(イボキサゴ)」で、加曽利貝塚においても出土した貝の8割以上を占めており、縄文人が調味料として使用していたといわれています。

しかしながら、この「世界最古の調味料」じょうもん貝は、今や木更津の海を悩ませる厄介者として廃棄処分され、木更津の漁師の収入減の要因にもなっております。

一方で、千葉には、人の目を惹きつけるような商業アイコンがなかなか見つからないのが以前からの課題であります。例えば、仙台と言えば牛タン。宇都宮と言えば餃子のような、千葉と言えば「○○」がないのです。

そこで私たち縄文グルメ推進委員会は、千葉に住んでいた、我々の祖先が残した文化遺産を現代文化でアレンジし、千葉に住む現代人の「誇り」と「人々の目を惹きつける新しいアイコン」を創出するため縄文をテーマに、千葉の新しいアイデンティティとして縄文のまち「ちば」を創出してまいります。

図1-e1647858352166.png

縄文グルメ推進委員会代表
小川智之

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